7.行政書士試験の合格率を高めるための勉強のポイント ~独学編~

②独学についても、同じようにメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。

【メリット】

・費用を安く抑えることができる。
・自分のペースで勉強することができる。

【デメリット】

・教材選び、学習計画作り、試験の情報収集などは全て自分でしなければならない。
・わからないことは、自力で解決しなければならない。
・学習の継続には、強い意志が必要である。
・通学や通信よりも、合格率は低めである。

一見したところ、デメリットばかりが目につきますが、「お金」と「時間」の制約をあまり受けないことから、独学という学習スタイルを敢えて選ぶ人も実は少なくありません。
確かに、お金と時間の問題は、資格取得を目指す上での阻害要因ですので、その問題をクリアすることができるというのは、大きな魅力だと思います。ただし、どんなに費用を安く抑えることができたとしても、また、どんなに自分のペースで勉強ができたとしても、合格という結果が伴わなければ、何の意味もありません。
そこで、独学における、行政書士試験の合格率を高めるための勉強のポイントとして、必要なところには「お金」と「時間」をきちんとかける、ということを強調したいと思います。

たとえば、いくら安く済むからと言って、過年度版の中古テキストを揃えるのはナンセンスです。行政書士試験とは法律系資格であり、法律には改正がつきものなので、やはり最新のテキストを揃えて勉強したいものです。もちろん、模擬試験の受験代なども、決して削ってはいけない経費です。

時間の使い方にも注意が必要です。「時間の制約をあまり受けない」というのは、あくまでも時間の融通が利くということで、学習時間が少なくて済むという意味ではありません。カリキュラムという指針がある通学や通信と異なり、独学による勉強はすべて手探りで進めていくことになるので、むしろトータルの学習時間は、さきの2つの学習スタイルよりも余計にかかるはずです。このことをしっかり理解した上で学習計画を立てないことには、独学という学習スタイルで、合格率を高めることはとてもできません。

その意味では、独学は、2~3年といった長期計画で合格を目指す人や、お金と時間の効率的な使い方がすでにわかっている受験経験者向けの学習スタイルとも言えるかもしれません。

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