6.行政書士試験の合格率を高めるための勉強のポイント ~通学編~

行政書士試験の学習スタイルには、①通学、②独学、③通信の3パターンがありますが、どれがもっとも優れているということはなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここからしばらくは、「行政書士試験の合格率を高めるための勉強のポイント」と題して、そうしたメリット・デメリットを踏まえた上での勉強の“勘所”をご紹介したいと思います。

①通学におけるメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。

【メリット】

・教材選び、学習計画作り、試験の情報収集などは、すべて学校がしてくれる。
・わからないことがあれば、すぐに講師に質問して解決することができる。
・通信や独学よりも、高い合格率が見込める。

【デメリット】

・自分のペースで勉強することができない。
・費用が高い。

行政書士試験に限らず、資格取得を目指す上で、通学という学習スタイルは、もっともポピュラー、かつ確実性の高い方法だと言われています。確かに、その通りだと思いますが、そこにはひとつ条件が付きます。それは、課されたカリキュラムをすべてこなすことが前提であるということです。

「行政書士試験の『試験概要』を分析する」のページでも見た通り、行政書士試験の合格基準は、正答率6割です。そのため、受験指導校のカリキュラムも実は、満点ではなく、はじめから60点狙いで作られています。行政書士試験の試験範囲はとても広いので、出題確率の高い分野に的を絞る戦略自体は、決して間違っていないと思います。しかし、この戦略は諸刃の剣で、もし何らかの事情により、カリキュラムをすべてこなすことができなければ、試験結果は60点に達しません。元々、60点狙いなのですから、当然と言えば当然です。

通学という学習スタイルにおいては、カリキュラムをすべてこなすこと、言い換えるなら、毎回欠かさず出席することが、合格率を高めるための必須条件となります。
できて当然のように思えるかもしれませんが、実際は、途中で挫折してしまう人が少なくありません。たとえば社会人の受験生の場合には、仕事の都合で講義を1回欠席したため、次から内容についていくことができなくなり、やがて学校から足が遠のく、といった話もよく聞くところです。
逆に言えば、決まった日時に学校に通うことの難しい受験生(社会人etc)は、通信や独学といった、時間に融通の利く学習スタイルを選択することが、行政書士試験の合格率を高めるためには必要になってきます。

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